離れて暮らすご両親の“通院の様子”、見えていますか?医療従事者が付き添い、病状を家族にご報告いたします【安心サポート】
- Hyggeos Hokkaido

- 7月22日
- 読了時間: 4分
離れて暮らす親の健康、本当に“見えて”いますか?
「親は元気そうにしているから大丈夫」「何かあったら連絡してくれるだろう」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
でも、いざという時に、「こんなに悪かったの?」「もっと早く知っていたら…」そう感じることも少なくありません。
私自身、こんな経験がありました。

息子さんが偶然同席した診察室で知った“現実”
ある日、ご高齢の患者様が、「今日は息子がたまたま帰ってきていて、車で送ってもらえたの」と笑顔で来院されました。
息子さんは実家から遠く離れた場所にお住まいで、帰省も頻回には難しい環境でした。
タイミングよく定期外来受診の日に帰省が重なった為、息子さんが病院まで車で送ってくれたようです。
であれば!!
すかさず笑
息子さんへ、「もしよければ、先生からお話聞いていきませんか?」とお声を掛けさせていただきました。
「えっ!?一緒に診察室に入っていいのですか!?」と驚きながらも、ぜひお願いしたいです、とのこと。
医師にも、経過と治療方針を息子さんへ一度説明して欲しいとお願いし、もちろん快く承諾してくれました。
いつもの診察に息子さんも同席し、その場で、これまでの病状の経過や現在の課題、これからの治療方針について説明がありました。
医師からの説明が進むにつれ、次第に頭が垂れ下がっていく息子さん・・・
言葉を失っていました。
診察室を出る時、小さな声をふり絞って「こんなに悪かったんですね……。知りませんでした……」とおっしゃいました。
息子さんは、親が持病で病院受診していることは知っていたのですが、詳細は知りませんでした。
親は子に心配かけまいとして、そして、医師からの説明をうまく子供さんへ伝えられない不憫さから、電話口では元気そうな声を出し「大丈夫、元気」と言ってしまうのかもしれません。そして子どもは「元気そうだし大丈夫」と思い込み、現実を知らない。
これって、両者が不幸ではないか?と思いました。

残された時間は、無限ではありません。
親はいつまでも元気ではありません。でも、現実を知った時に「もう時間がない」では遅いのです。
だからこそ、“今”を大切にしてほしい。少しでも早く状況を知って、親孝行の時間を確保してほしい。
遠方に住んでいても、仕事が忙しくても、「親の通院をきちんと見守ってくれて、結果を教えてくれる」そんなサービスがあれば安心ではないでしょうか?

医療従事者が“あなたの代わり”に付き添います
私たちのサービスは、医療従事者である看護師が、ご家族の代わりに親御さんの病院受診に付き添い、受診内容・病状の経過・今後の見通しなどをメールなどで報告いたします。
主治医からの説明を正確に記録
処方薬の変更の有無や変更理由
栄養・運動などの生活指導
次回受診の注意点 など

“ただ付き添う”だけではなく、医療の知識を持った者として「聞くべきこと・伝えるべきこと」をサポートします。
✴️こんな方におすすめです
県外や海外にお住まいで、頻繁に帰省できない方
親が「大丈夫」としか言わず、詳細が分からず心配な方
忙しくて付き添えないけれど、医療の情報はしっかり把握しておきたい方
ご兄弟と親の健康状況を共有したい方
現状を知ることが、人生を変える一歩になる
病状を正確に知ることで、「今後、どんな選択肢があるのか」「どんな暮らしができるのか」を具体的に考えられるようになります。
これは“希望をもつ力”につながります。
また、家族全員が正しく現状を共有できていると、本人が治療に前向きになりやすく、実際に治療の継続率や医療への信頼感も高まるという研究もあります。
WHO(世界保健機関)も「患者と家族の関与は治療成果に良い影響をあたえる」としています。
現状をきちんと知ることは、不安を深めることではなく、人生を前向きに整える力になります。

だからこそ、“今”を見つめるお手伝いを
私たちは、ただ病院に付き添うだけではなく、「これからをどう生きるか」を考えるきっかけを提供したいと思っています。
親孝行は、何か大きなことをすることではありません。
「知っていること」「見守ること」「心を寄せること」
そのひとつひとつが、親御さんにとっての安心です。
どうか、残された時間を大切に。
あなたと親御さんにとって、よりよい選択ができますように。
⬇️受診同行サービスの詳細・お問合せはこちら
対象地域:札幌市・胆振全域
同行者:看護師
報告形式:訪問後に電話またはメールなどでご連絡(PDF対応可)
ご利用料金:13,600円〜(内容により変動します)
ホームページやメールからお気軽にお問い合わせください。




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