ローマ教皇に想いを馳せて ~バチカンとカトリックの基本、そして祈り~
- Hyggeos Hokkaido
- 4月27日
- 読了時間: 4分
先日、ローマ教皇様がお亡くなりになったという報せを受け、とても深い悲しみを覚えました。教皇様は、世界中のカトリック信者にとって、精神的な支えであり、また平和と愛の象徴でもありました。
私はクリスチャンではないのですが、サン・ピエトロ大聖堂やシスティーナ礼拝堂にはいつか訪れてみたいと思っていたこと、そして2019年にローマ教皇様が日本を訪れた際、たまたま広島でお目にかかれたという奇跡があり、そんなことがあって、私が勝手にローマ教皇様に対し親しみと尊敬の気持ちを抱いておりました。
ここでは、ローマ教皇やバチカン、カトリック教会に関する基本的な知識をまとめつつ、教皇様への感謝と祈りを捧げたいと思います。
ローマ教皇とは?
ローマ教皇(Pope)は、カトリック教会の最高指導者であり、約13億人のカトリック信者を導く存在です。「キリストの代理人」「使徒ペトロの後継者」とも呼ばれ、また同時に、世界最小の独立国家であるバチカン市国の元首でもあります。
教皇は、世界の平和、人類愛、弱い立場の人々のために声を上げ続ける、大きな存在です。
バチカン市国とは?
バチカン市国は、イタリア・ローマの中にある小さな独立国家だそうです。実は私知りませんでした。地方都市の名前だとばっかり思っていました😅
面積はわずか0.44平方キロメートル、人口も800人ほどですが、カトリック世界の中心地となっています。
有名なサン・ピエトロ大聖堂やシスティーナ礼拝堂があり、教皇と教会行政を支える人々が活動しています。
フランシスコ教皇様の棺が、23日にバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に安置されたそうです。私も行きたいくらいです😭
NHKニュースのリンクを貼っておきます。
26日は葬儀が執り行われました。
カトリック教会とは?
カトリック教会は、イエス・キリストの教えに基づく世界最大のキリスト教宗派です。厳格な教義体系と伝統を守りながら、世界中の人々に信仰の道を示しています。
その中心にはローマ教皇があり、すべての地域教会をつなぐ精神的な絆となっています。
フランシスコ教皇について
私が勝手に親しみを抱いているフランシスコ教皇。彼は2019年に日本を訪れ、長崎や広島で「平和の大切さ」を心から訴えられました。私も同じ日に広島に滞在しており、遠くからではありましたが、拝見することができたのです!!奇跡でした!!
そのお顔はとても優しく、温かい人柄がにじみ出ていました。

かなりブレブレの写真で、しかもフランシスコ教皇様の腕と手しか写っていませんが😅
でもパパ様です!!
わざわざ車の窓を開けて笑顔で手を振ってくれたのです!!😭
とても感動しました。
周りに集まっていた方々は「パパ様」と呼んでらっしゃいました。
以前働いていた同僚に、クリスチャンの方もいました。その方にフランシスコ教皇様を広島でお見かけした!と興奮して話したことが思い出されます。彼女によると、上の写真、手を振っているのではなく、皆さんに「神のご加護を」と祈ってくれているとのこと。なるほど〜と思いました。
彼女もまたフランシスコ教皇様をパパ様と呼んでいました。そして、彼女曰く、「パパ様はなぜ凄いかというと、彼はもともと科学者なのに、その道を捨て神の道へ入った。彼は頭がとても良く、科学的な視野を持って信仰の道を進まれたから凄いのです!」と教えてくれました。
調べてみると、もともと化学を学び、技術者を目指していたという経歴を持っており、若い頃は食品化学の分野で働いていましたが、やがて神への召命を受けて聖職者となり、長い信仰の道を歩まれたということらしいです✨
科学への理解を持ちながら、信仰の世界に生きる教皇様の存在は、私たちに「知と信仰の調和」の大切さを教えてくれます。
最後に、祈りの言葉を
この偉大な教皇様に感謝し、その魂の平安を心から祈りたいと思います。拙いながら、簡単な祈りの言葉をここに記します。
祈りの言葉
神よ、世界に希望と愛をもたらしてくださった教皇様に、あなたの永遠の安らぎをお与えください。その優しさと知恵を、私たちの心にいつまでも留めさせてください。アーメン
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